Home > About > NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)とは

NMN(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、あらゆる生物の細胞に存在し、生体内でビタミンB3などを材料として自然に生成される物質です。細胞が生きるためのエネルギー(ATP)を産生するうえで不可欠な補酵素「NAD⁺(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)」の前駆体として働きます。
体内のNAD⁺量は加齢とともに減少します。これは加齢に伴って体内のNAD⁺消費量が増加するためと考えられています。NAD⁺が枯渇すると細胞のエネルギー産生効率が低下し、これが身体機能や認知機能の低下といった「老化現象」の根本的な原因とされています。 NMNはブロッコリーやアボカドなどの食品にも含まれていますが、100mgのNMNを摂取するためにはブロッコリーで約9kg(約45株)、アボカドで約6kg(約60個)が必要であり、食事から十分な量を補うことは極めて困難です。
生体内において、NMNは主に「サルベージ経路」と呼ばれるサイクルを経て生成・再合成されます。

ビタミンB3の一種であるNR(ニコチンアミドリボシド)が、NRKsという酵素によってNMNに変換されます。
NMNは、NMNATsという酵素の働きによりNAD⁺へと変換されます。
生成されたNAD⁺は、サーチュインやPARPsといったNAD⁺消費酵素によって利用され、その結果NAM(ニコチンアミド)が分離します。
分離したNAMは、NAMPTという酵素によって再びNMNへと変換され、リサイクルされます。